「会員からの府中支部紹介コーナー」
T.牛島さん(東武東上線沿線在住) 2001.2.8



 学生時代から続いている趣味の山登りと山スキーに時間と費用がかかるのに閉口し、お金のかからない趣味を探していたあるとき、空手の「形」を見る機会がありました。人間技の「形」という芸術に、私の空手に対するイメージと全く違う一面におどろき、きれいだなあやってみたいなあと思うようになってしまいました。

入会の直接のきっかけはこの道場のホームページでした。ホームページの写真をみると黒帯の人しか写っていないし、自分はメガネをかけてるし、まったくの初心者でも大丈夫なのか、メガネをかけてても大丈夫なのかと、しつこくメールで質問をしてから道場へ見学に出かけることにしました。行ってみたら先生もふだんはメガネをかけているんです!

 空手の道場といえば、私を含めはじめての皆さんが誰でも最初に想像してしまう体育会系の空手道部のイメージでしたが、実際に見学してみると会員の皆さんは礼儀正しく、性別や年齢、社会的立場もそれぞれ違う中で和気あいあいと元気に稽古をしていました。 高いと思っていた道場の敷居も、いったんまたいでしまえばそんなに高いものではありませんでした。

学生時代にちらっとでも空手をやってみたいと思った方は、社会人になってからこそ始めるチャンスです。私が道場に通うようになってもう1年半が過ぎました。私もあまり体力に自信があるほうではありません。私は仕事も忙しく時間も限られ、年齢的ハンディもありますが、ここの道場では体力差を含め個人ごとの配慮も深く、無理をしない稽古ができます。また、最初のうちは基本稽古を徹底して行ないます。受け技と極め技をしっかり覚えてから組み手や形を行います。基本稽古をしっかりやっているため、稽古中に怪我をすることは全くありません。

 私は仕事の都合で半年間も出張していたり、その後も出張が多いなどさまざまな弊害もありますが、それでも空手を続けていこうと思うおもしろさがこの道場にあります。もともと級には関心がなかった私ですが、一旦もらうと、上を目指そうという意欲が芽生えてきました。不思議なものです。また、昇級審査前と審査中は、仕事とは全然違う、心地よい緊張感があります(その時になったらそんなことは言っていられないのですが)。

 入会した当時は日野市から通っていましたが、現在は朝霞市の方へ引越しました。ここの府中付近の方には場所さえわからない遠いところかも知れませんが、埼玉県の東武東上線の沿線で、府中の道場から電車で1時間強です。引越したとき、選択肢として別の道場に移籍しようと思えばできるはずでしたが、私は今の道場に通い続けています。もし、転籍した場合、転籍先の道場で「府中はこんなやつよこして!」と思われるのが恥ずかしいので、ある程度のレベルになってから..という表向きの理由もありますが、本音は「ここの道場がいいから」です。先生方が「見守って」いてくれるような感じです。技術的な指導も細かく、手取り足取り教えていただいています。私はもともと姿勢がよくないため、姿勢を直すことから指導していただきました。

 私は見かけでも空手にはそぐわないこともあって「実は習っている」ってことで話題をさらうのが楽しみです。ふだんはパソコンに向かう毎日ですが、週に2日、仲間と日本古来の武道というものに触れるのが新鮮です。空手道を続けている自分、先生、先輩そのほか道場の皆さんのことが、最近のちょっとした自慢です。

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