「会員からの府中支部紹介コーナー」
M.西廼さん(京王線沿線在住)2005.3.28


社会人生活にも慣れ、齢30代を前に控えて「何か自分の中で新しいものにチャレンジしてみたい!」という気持ちにかられ、数ある選択肢の中から空手に注目したのが今から4年前の事である。
当時インターネットで数あるサイトを何気なく見ていたら府中支部清水道場のホームぺージに目が止まり、体験入門してみようかと考えた。

元々私は性格的に積極的ではないこともあり、最初は躊躇していたがあえて全く自分の性格とは正反対で無縁の空手にチャレンジしてみるのも新たな自分発見につながるかなと思い、多少無謀とも思えたが清水道場の門を叩いてみる事にした。

正直 空手は勿論、武道や格闘技関係には全くの初心者なので最初はだいじょうぶかなという心配があった。しかし体育会系の厳しい世界を想像しながら道場に入ってみると、たくさんの少年や女性、年配者が一緒になって明るく元気な雰囲気があり、少々意外な感じがした。
指導内容だがクラス毎に充実しており、初心者から黒帯まで、たくさんの会員がそれぞれのレベルに合わせて稽古を行っている。一般的に空手というと「気合・根性」と言った言葉が真っ先に連想されがちだが、実際には空手の基本や技の使い方の意味、応用等についても事細かに説明され、精神面・
技術面・体力面などバランスよく指導が行われている。入門当初、先生方から初心者の私に対して懇切丁寧に指導を行なっていただき、かなり安心した次第である。

そんな中で稽古を行ってきた私だが、先日の2月27日、東京都三多摩本部主催の昇段審査会で、ようやく初段に合格することができた。
昇段審査では日常では経験する事がない緊張感を感じえた。審査会場の雰囲気は事前に聞いてはいたが、やはり聞くとやるとでは大違い。やっている時は腰は低くと意識したつもりだったが、後日、先輩の岸さんから審査を受けている最中の私の写真を頂いたが、それを見る限りでは全然腰高であった。
やはり相当稽古を積まないと本番では相応の結果は出せないものだとつくづく感じた次第である。

元々運動神経が悪い上、途中アクシデント等が重なり、昇段審査を受けるまでに人の倍程の時間がかかってしまった。未だ普段の稽古では息があがってしまう。昇段審査前の稽古では、先生方からの厳しい激が飛び、泣きそうになりながら頑張ってきた状態である。 だが稽古を継続してきたお陰で、やはり心身共に変化がある事を実感している。齢33歳になるが加齢に反して、筋肉が付いてきたせいか腰周りの形が以前より良くなっている気がしている。
同年代の友人・仕事仲間と比較するとその違いが特に感じられる。

入門以来、何とか4年間も続けられたのは私自身も驚きであり、これも先生方の指導力、道場の先輩や仲間あっての事だとつくづく感じている。年を重ねると学びの場が少なくなりがちだが、空手を通していろいろな事も学べ、少なからずより充実した人生を送れている気がする。初段を通過点に、これを新たなスタートと再認識し今後も頑張っていきたいと思う。

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