佐伯師範の徒然日記
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 シドニーオリンピックの金メダリスト高橋尚子さんの優勝インタビュー時の(正確には記憶しておりません)の中に、「二度とこない今日一日を全力で輝かせたい。」という言葉が今でも印象に残っています。彼女はアテネオリンピックの選考に漏れ、その後の怪我との戦いの中から不死鳥の如く立ち上がり、2005年11月20日「東京国際女子マラソン」に右足筋膜炎の怪我をおして出場し、2時間24分39秒の1位でゴールしました。じつに2年ぶりのマラソン復帰レースを優勝で飾ったことになります。優勝後の彼女のコメントは、「人の温かさや力を貸してもらったという意味で、すごくうれしさを感じられた二年間でした。一度は陸上を止めようと思った時も、夢を持つことで一日一日を充実して過ごせました。陸上に関係なく、今、暗闇の中にいる人や悩んでいる人も、どうか夢を持って一日を過ごしてください。一日だけの目標でも三年後の目標でも、何でも目標を持つことで、一日が充実すると思います。小学生や中学生はもちろん、三十代そして、中高年の皆さんにも、二十四時間という時間は平等に与えられたチャンスの時間です。二度と来ない、この一日の時間を精一杯充実した時間にしてください。」でした。彼女の言葉(目標をもって経験を積む大切さ)は若い世代ばかりでなく、人生後半世代にも十分に通用する人生訓であると思います。

 

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